前回、ソロキャンプの魅力とメリットについて解説しましたが(→前回記事)、メリットがあればデメリットもある、ということで、今回はソロキャンプのデメリットについてです。
あらかじめデメリットを把握しておけば、対策も心構えもできるはずです。
安全やトラブルへの不安
ソロキャンプのデメリットとしてまずあげられるのが、安全やトラブルへの不安です。
怪我や体調不良の際に気づいてくれる人が周囲におらず、助けを求めることが難しかったり、急な天候の変化や野生動物が突然現れたりといった、自然環境におけるリスクも存在します。そのため、予測できない出来事への対応策や予防策を事前に考えておくことが重要です。
また、女性の場合は、ネットニュースでも話題になった、近くのサイトの男性ソロキャンパーからつきまとわれるといった問題もあります。
女性がソロキャンプをする際には、管理人が常駐しているかなど、キャンプ場のセキュリティ対策がどうなっているかについて、しっかりチェックしておきましょう。それとともに、夜間の1人での行動や、テントで寝る際の安全確保も重要になります。
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準備や設営が面倒
ソロキャンプは当然のことながら、荷物の準備・運搬やテントの設営・撤収、料理の準備などを、すべて自分で行う必要があります。
これには時間と労力がかかる上、経験不足の場合は、不慣れな作業によるストレスもついてまわります。また、季節や天候によって必要な装備も異なるため、それに対応するための準備も欠かせません。
これらの問題に対処するために、出発前に以下のポイントをチェックしておきましょう。
- リストを作っておく: 事前に必要な装備をリストアップし、不足品がないか確認します。
- 軽量コンパクトな装備: 軽量で取り扱いが簡単な装備を選ぶことで、荷物の運搬やテントの設営が楽になります。
- 事前練習: テントの設営や調理器具の使い方を事前に練習しておくことで、現地での作業がスムーズに行えるようになります。
- キャンプ場情報の確認: キャンプ場の設備やルールを事前に調べることで、設営に関する不安を軽減できます。
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孤独感が深まる
ソロキャンプではひとりの時間をゆっくり過ごすことができますが、自然の静寂のなか、逆に孤独感や不安を深めてしまうこともあります。
孤独感や不安への対処法は以下になります。
- 娯楽や嗜好品を持参する: 趣味の本や音楽プレイヤー、紅茶などリラックスできる飲み物を持ち込み、ひとりの時間を楽しむ方法を見つけることで、孤独感を軽減できます。
- 自然との一体感を楽しむ: 孤独感を寂しさではなく、自然との一体感を得られるチャンスだと捉えるようにしましょう。
- 予防策を確認しておく: キャンプ場や周囲の状況を事前に調査し、天候や野生動物に対する安全対策を講じることで、不安を軽減できます。
- アウトドアスキルを向上させる: アウトドアスキルや自己防衛術を学び、自信をつけることで不安を和らげることができます。
これらの対処法を取り入れることで、孤独感や不安をポジティブなものに変え、ソロキャンプを充実した経験にすることができます。